だるプロ

だるい。毎日がだるい。そんなプログラマーのメモ。UE4,Unity,C++、その他趣味でやってる作業を書いていきたいな

Authoring Tools Framework(ATF)を使ってみよう

ゲーム用のツールを個人で作ろうとすると、なんとなく見た目がショボくなりますよね。
そこで、今回勉強してみようと思ったのがコチラです。

Authoring Tools Framework (ATF) - SonyWWS/ATF · GitHub
Sony Computer Entertainment の WorldWide Studioが開発、公開しているオープンソースです。
Apache License 2.0というライセンスらしいです。
ライセンスについてあまり詳しくないのですが、個人・企業でも特に問題なく使えそうです。

もともとは、SCE内部の開発で使用されていたようですが、オープンソース化の波に乗って?公開されたようです。
Wikiやドキュメントの一部にはその時のものが残っていたりします。
最初なのでメリットデメリット書いていこうと思います。

メリット

  • 強力なフレームワーク:ドッキングウィンドウ、Do/UnDo機能のサポート、その他多数
  • ゲームエディタ用に設計されている
  • C#で作れる

デメリット

  • 日本語の情報が少ない
  • Windowsでしか動作しない
  • 慣れが必要

こんな感じですかね。
Windows以外でも動かしたい場合は有料になる場合もありますがQtとか使ってもいいのかも。でもC#で書けると楽ですよね。
また、sonyさんがATFを使用したレベルエディタ(配置ツール)も用意しているので、ある程度拡張方法がわかります。
https://github.com/SonyWWS/LevelEditor

セットアップ方法はgithubwikiに書かれています。
簡単です。落としてきてビルドしてスグに動きました。
https://github.com/SonyWWS/ATF/wiki/ATF%20Getting%20Started_j

2014/10の時点ではVisualStudio2013,VisualStudio2010でビルドできました。
レベルエディタの方はVisualStudioのバージョンによっては出来なかったりするので、気をつけてください。

それにしても、日本語の紹介サイトが無さ過ぎる。
パッと見た感じは凄くいいものですが、日本人にはとても敷居が高くなっている気がします。
これからは、少しずつですがプログラム内容についても書いていこうと思います。
目指せ!独自ツール